2018.11.16テントを立てる場所

様々なメディア、WEB上でも良く取り上げられるお題です。水はけ・傾斜・地面の硬さや質・日当たり・風通しなどです。でもね、最近のキャンプブーム(ブームって今でも使う言葉なのかいな?)流行のお蔭で、選ぶ余地なんてないんです。っていうのが現状だと思います。我慢で乗り切れるレベルの事ならば、もうキャンプしたい欲求の方が上でしょう。そこで今回は 私がキャンプ欲を抑え込まれてしまう程に、危険を感じるポイントを紹介しておきましょう。

水辺の砂地

キャンプ場の整地の為に撒いた物なら良いのです。特にオートキャンプ(車乗り入れOKのサイト)場ならば、砂利や砕石が撒かれていてもおかしくありません。しかし、明らかに水中と同じレベルの砂が陸地に続いている場合、その砂は水が運んできた砂です。つまり頻繁に水没する場所という事です。少なくともそれを疑っておくべきです。夜中にテントに浸水なんてシャレになりません。避けます。

草木の生えない低地

こちらも近くに水が有る場合、最近水が来たと考えられます。しかも草木を流すほどの激流が来たか、普段は水の底である所がたまたま水が干上がっていると考えられます。激流の場合、上流にダムが有り、放水があるという場合もあります。この場合テントに浸水どころではありません。最悪の事態を想定し避けましょう。放水の前にサイレンや放送が入る地域もあります。また、それを示唆する看板が設置されている場所もあります。ただこれらは、絶対に耳に届きまたは目に止まると約束された物ではありません。降りません。

中州

川の中に土砂が堆積して陸地になっている地形です。歩いて渡れるような中州には、水面とほとんど高低差の無い物もあります。そのような川では上流の雨で簡単に水位が増え、水没する恐れが有ります。日中の川遊びでも、水位の変化に注意が必要なくらいです。テントの設営は考えられません。

草の生えない急な斜面

そもそもそんな斜面にはテントは張れませんが、その上下が問題です。草が無いと言うのは、最近そこ崩れた可能性が高いのです。特に土がサックリ削られるように切り立った場所の上下は、引き続き地崩れが発生する恐れが有ります。テント以前に近づきません。

 

 

これらは、いかに「キャンプがちょっと危険という要素を持って居る」と言おうと、私にとってはキャパオーバー。少なくとも連れが居る時には、完全にNOなのです。