2020.12.07 野燗炉デビュー デイキャンプ

2020.12.07 野燗炉デビュー デイキャンプ

野外用燗銅壺(かんどうこ)である野燗炉(のかんろ)の火入れをすべく、いつもの公園にやって来ました。

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冬の長い影

気温が低くなってきて、炭がピキンと音を立てるまで時間がかかる様になってきましたが、安定の火熾しです。

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安定の炭熾し

 

野燗炉本体に水を入れ、焚口に熾した炭を入れます。今回のデビューに合わせて、野燗炉の箱をドレスアップ。

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千代紙でドレスアップした野燗炉

吸気口から覗くと、炭の赤い火が綺麗です。

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吸気口から見える炭火

初めて温めるのは、この野燗炉にピッタリサイズの赤ワイン。開封時にプシュッと吹き出すのも怖いので、キャップを緩めてから温めます。

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初めての燗は赤ワイン

焚口の上で、軽くつまみでも温められたらイイなあと、イワシ缶を乗せてみましたが、缶の底が人肌になる程度で、埒があきません。

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炭の熱で缶詰は温められるのか

のんびり気質の野燗炉さんに痺れを切らしたツレが、焚火台で鶏ささみの梅シソ天ぷらを炙り始めました。

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その頃焚火台では

ゆっくり、ゆっくり温めたワインは、唇に一瞬熱く、口の中でふんわり温かな極上の燗になり・・・だそうです。デイキャンプでは、ドライバーは飲めないので、ツレの意見ですが、お湯を温めてみたところ、なるほどそんな感じです。珈琲や紅茶を淹れるには温度が低いですが、燗には熱くなりすぎずに温度を保ってくれる優秀な道具といった感じです。

今回は、ナラ炭を使いましたが、備長炭だとどうなるだろう?と、考えながら、温泉に寄り道して、体の芯まで温まってから帰宅しました。