2018.11.12着火の苦悩

OSRcamperさんからのリクエストにお応えして、今回は焚火に触れたいと思います。
焚火のお悩みのほとんどが「着火」であろうと推察しその方向で記事を書きます。

【注意】執筆が楽しすぎて、ボリュームがやばいので、覚悟してお読みください。

 

どんな焚火の名人も、初めから1人で上手く出来たわけでは有りません。着いては消えを繰り返し、ヒドイ煙に涙を流し、時に思いのほか大きな炎に慌てふためくのです。
焚火において最初に自信が付くのは、火が上手く着けられる。という事になるでしょう。ところが、一度できるようになると、改善点の幾つかは忘れ去られてしまうようです。

この下に思いつく物を書いてみましたが、まだまだあります。というのも、天候・気温・湿度・風速などの焚火環境と薪の保管状況・水分量・薪自体の温度など変動要素が無限にあるからなのです。無限にある要素をいかに多く潰せるか、という引き出しの多さが、焚火の成功率を上げてくれるのです。

そうそう、コレは書いて置かなくてはいけません。いかな焚火名人も百発百中で一発点火に成功するわけでは有りません。リカバリーに長けているだけです。リカバリーの回数や時間を短縮する事を目標にしないと挫折しますので、目標を見誤っている人は、早めに修正してくださいね。では、意外と語られない事に絞って見てみましょう。

 

~~一を聞いて十を知る人向け 手短に要点のみ~~

焚火は多少風通しが良い所が吉
縦長クリスマスツリー構造で着火が断然ラクチンになる
火をおこすなら針葉樹の薪から
火が安定するまで煽がない、触らない
炊き付けは長い小枝か松ぼっくり
次にくべる薪は焚火の近くで温めよう
買った薪は日中車内で干しちゃおう
湿った炊き付けはフライパンで煎ればイイじゃん
就寝中のシュラフは炊き付けの乾燥に最適
前回残した薪は火が付きやすい


~~理解しながら吸収する人向け 長ぁい理屈~~

・焚火の配置と向き

直火(地面に直に火をおこす)の場合も焚火台を使う場合も、良く見受けられるのが、風よけの真裏に据えるというスタイルです。風の強い日には、火の粉を撒き散らさない様、炎を大きくし過ぎない様にと、この様に設置して大正解ですが、無風に近い場合には、少し風よけの端の方にずらす事で難なく火が起きる事が有ります。また風よけ自体も、風に対して垂直に構えるのではなく、風をいなす方向にたてると良いのです。

・熱は上向きに伝わる

多分ですが、理屈抜きに直感して頂けると思います。炎や煙も同様に直感できます。それと同時に壁や柱に沿うという事も「あ~う~ん、そうかも」位には思って頂けるでしょうか?これらの特性を上手に使うと火は思いのほか簡単につきます。

まず薪をクリスマスツリーの様な縦長円錐形に組んで見て下さい。焚火の途中からやるのは困難ですので、着火に失敗したら、薪をすべてどけて組み直す方が早いです。炊き付けとなる木の葉や小枝から順に太い薪まで組んで仕舞って構いません。「着火名人」や着火剤を使うのであれば、それらが中心です。

組み上がったら薪の隙間から炊き付けに火を着けます。この際1か所ではなく数か所に点火しましょう。一番上手に空気を取り込める場所から炎が上がると思います。炎が出る熱源(マッチやライター)を使って点火する際は、このあと煽ぎません。炭など炎が出ない熱源で着火する際は、炎が上がるまで緩やかに煽ぎますが、それ以降はやはり仰ぎません。そしてその後一切触りません。炊き付けの炎は、薪の内側を伝って徐々に上に伸びて行くと思います。それを邪魔してはいけません。数か所に着けた火の内残りは恐らく消えるか、消えそうになりますが、無視して結構です。

炊き付けが白と黒のツートンカラーになって崩れる頃には、クリスマスツリーの内側には縦長に渦巻く炎の柱が出来る筈です。縦長に向かい合った薪が熱を反射し合い、熱した空気が上に行く事で隙間の大きな下の方から自動吸気を始めています。じきにてっぺんから炎を上げますので安心してみていて下さい。

この段階で炎の柱が出来ていない場合は、ひとしきり白い煙を上げて消えます。最初から組み直しになります。原因はいろいろ考えられますが、途中風向きが変わった、燃料のいずれかが湿っていた、炊き付け・細い薪などが足りなかったか、詰め込みすぎた等が主な原因となり
ます。このうちすぐに調整出来そうなのは炊き付けと細い薪の量・割合なのでこれを変えてみます。

めんどくさがって細い薪を用意しない場合、落ち葉だけが燃え尽きて着火しない率が格段に上がります。結果面倒になるので細い薪は用意するのがおすすめです。また割り箸で代用できなくは有りませんが、多くの割り箸は針葉樹よりもずっと燃え尽きやすい白樺やアスペン(ポプラの仲間)で出来ています。長さ的には理想的(薪より確実に短いので薪の内側 に組みやすい)ので代用するのであれば潤沢に用意して下さい。

※「着火名人」とは、浅い空き缶の内縁に段ボールや紙を巻き込み食用油で浸して作る自作簡易着火剤です。私が名づけました。

・薪の種類と形状

薪の種類に関しては、「針葉樹=火が付きやすく燃え尽きやすい・広葉樹=火が付きにくく燃えつきにくい」というよく言われる事の他に、樹皮は燃えやすく・芯は燃えにくいという事、円柱・四角柱・三角柱は、右に行くほど火が着きやすいという事を覚えておきましょう。薄い・細い物が燃えやすく燃えつきやすいのは感覚で判ると思います。

・空気は与えれば与えるだけ良いのか

その答えの一つは着火のメカニズムにありました。燃焼と着火このふたつが混同され易い事が、誤解の原因となっていると思われます。着火とは「近くの炎から火が移る事」で、燃焼とは「自身の熱と炎で継続的に燃える事」です。つまり燃焼と着火は別の事象です。このふたつの大きな違いは、温度です。燃料を温める(ライターやマッチで)と、可燃性のガスが発生します。温度が上がるとガスの濃度が上がります。一定濃度に達すると着火します。更に温度が上がるとガス濃度も上がり燃焼へと移行します。

はい。うっとおしい説明ですね。でも、もう少し付き合ってくださいね。

一方、空気を取り込もうとすると、薪の隙間を開けなければなりません。究極の隙間は薪一本という事になりますが、これに点火し燃焼に移行するには、何かしらの細工が必要になります。小細工なしに一本きりの薪を燃焼させる事はほぼ不可能です。隣り合って熱をお互いに供給し合う薪が有ってこその燃焼と言えるのです。

で、何が言いたいか。といいますと。

空気は必要。でも最低限がイイ。という事です。スウェーデントーチと言う物をご存知でしょうか?丸太に放射線状の切り込みを入れた物で、中心にマッチを落とすと、燃え続けるという物です。切り込みはチェーンソーで入れるのが一般的です。チェーンソーの刃の厚さ分の隙間が有れば燃えると考えれば、自分の薪の組み方が隙間だらけだったことに気づくと思います。

例外として、直火における地面との隙間です。コレについては大きめに開けて構いません。地面を燃焼の手助けにするほど温めると言うのはもはや山火事レベルです。また土は見た目以上に水分も持って居るので薪を燃えにくくします。しっかり底上げしましょう。

・着火と薪のローテーションのタイミング

焚火の楽しみの一つに薪いじりがあります。自覚のない方も居るでしょうが、火箸やトングを手放さないキャンパーは意外と多いのです。

焚火を観察すると、炎は薪が多く交わった部分に寄って行くのが判ります。当然その部分が早く燃えて、それ以外の部分が残るのです。残った部分はそのままではゆっくり鎮火してゆきますので、炎の中心点に寄せてやる事になるのです。

しかし、この作業は小枝や落ち葉などで着火間もない火に対して行うとかえって火を消してしまいます。小さな燃料は、容積に対して表面積が大きい為、多くの酸素を必要とするのですが、太い薪と比べると隙間ができにくいのです。更にいじる事で粉々になり、隙間を埋め、酸素は増々供給されにくくなります。

よって着火時に組んだ炊き付けと薪は、火が安定するまで極力触らない薪ローテーションは、火が安定してから。となります。

では、燃えつきやすい炊き付けをどうやったら長く維持できるかという事になります。こちらは、細くて長い もしくは 薄くて多層構造。つまり「細い枝はあまり短く折らない」、または「傘の開いた松ぼっくりやフェザースティックを使う」という事です。

フェザースティックの動画やブログが多く出回る理由は、恐らくココにあります。細長い+薄くて多層構造。最強かよ?ということだと思います。私自身は、フェザースティックを作るという行為にあまり魅力を感じていないので、(やった事は有りますが)オススメはして居ませんが、大変理に適っていると思います。ただ真似て欲しくないのは、折角のフェザースティックを横にして使う人が多いという事。コレ自身が炊き付けと中太の薪なので是非立てて利用してほしいと思います。マッチを想像すれば判ります。火を下にして立てた時が一番大きな火になりますよね。その様に使って見て下さい。

・次にくべる薪は焚火の近くに

乾燥し温まった薪ほど早く着火します。薪ストーブの脚の間や、焚火台の下に薪台を据えている写真を見た事は無いでしょうか?これと同じ理由です。ただ焚火の場合、薪がはぜて炭粒の様な物を飛ばします。全ての薪を近くに置くのはちょっと怖いので、「次にくべる薪」と限定してみました。

・薪を干す

薪を自分で作る人には当たり前の行為でありながら、購入する人には目が点になる行為です。そもそも切り倒したばかりの木は、生の原木あり、薪ではありません。太さにより半年から数年かけて乾燥させて初めて、最初の成形をします。建材や家具の端材から薪に転用する際もそうです。そのうえで更に乾燥し、積み重ねた物の上下を入
れ替えては乾燥します。薪は建材や家具と違って乾燥しすぎて困るという事は無いので、天気の良い日は、陽のある時間から薪束をバラして広げて干してしまいましょう。地面には湿気が有りますので、椅子でも、テーブルでもイイので広げておきます。一番いいのは荷物を降ろして空っぽになった車の中です。空っぽの車の活用方法は他にもいろいろあるのですが、それはまた別の機会に触れます。

・ちょっと乱暴でも合理的

炊き付けが湿っていて、にっちもさっちも行かない。そんな時には、ガスコンロなどを使ってフライパンで煎ってしまいましょう。この際重ねて沢山やろうとすると、上手く出来ません。少量づつカサカサと音がするまで煎ります。いつまでたってもカサカサ言わない場合は、枯葉に見えて紅葉しているだけの生の葉っぱです。これは炊き付けにはなりませんので他の炊き付けを探しましょう。


・朝食用の炊き付けはシュラフ

濡れた衣類を乾かす方法として、一時よく紹介されていた方法です。水を通しにくく、水蒸気を逃しやすい構造のシュラフの中は、人が中に居る環境では非常に優秀な乾燥庫です。とはいえ薪なんてシュラフに入れたら寝にくいです。なので炊き付けの小枝と落ち葉を両手に掬える程度の量、シュラフの袋に入れて足元に押し込んで寝るのをおすすめします。シュラフ袋に衣類を詰めて枕にするのであれば、コッヘルなどの袋でも構いません。通気性の良い袋に入れて下さい。

・薪は使い切らない

ちょっと大げさに書きました。使い切る事も有ります。それはそれで結構です。

焚火に自信がついて来る頃、焚火は「またやる物」になっています。これは、無意識下での確定事項です。またやる=>残りは次回に回す=>燃やし切る必要が全くない この様な無意識連鎖が起こります。車でキャンプをする場合に限って言えばお持ち帰り確定です。この無意識連鎖は期せずして「最初に使う薪は何時でも乾燥していて着きやすい」と言うスパイラルを生みます。この事に触れている記事は見た事が有りませんし、気が付いて居る人も左程多くないのかもしれません。逆手に取ると、「今回薪使い切ったから、乾燥の為に一束買って帰ろう」という事も出来ます。

この場合、保管場所に関わらず、地面に置くのはお勧めできません。かえって湿気を吸う場合が有るからです。屋根・壁のある地面から離した場所に保管する事で、乾燥した薪を確保できますし、日光に当てるのも有効です。

まとめ

私自身、毎回紹介したすべてを実行しているわけでは有りません。おや?と思った時に一つ二つと試す状況です。「熱は上向きに伝わる」「空気は与えれば与えるだけ良いのか」で触れた薪の組み方と隙間に関しては、毎回最初から気にしてやって居ます。

このふたつの考え方は昔からある井の字の組み方と相反して見えますが、井の字の場合も中にクリスマスツリー状の薪を組むのが主流です。これは、井の字が着火ではなく、燃焼の段階で機能する物である事を失念して紹介され、または誤解された物だと思われます。今回の記事では全く触れていませんが、焚火は「準備」「着火」「燃焼」「消火」「後処理」と5段階全て揃って焚火かと思います。去り際までも美しい焚火を目指してたい。そう思います。

追記 OSRcamperさんの過去記事を読み返して

炭おこしとトーチ(バーナー)を持って居る人が着火に困っている物かしら?と、不安になりました。そこで、主に薪に注目して写真を見返してみると気が付いた事がありました。「太い薪が混じって居ない」という事です。これは今回ほとんど触れていない燃焼に関わる部分ですが、焚火の中に一本太い薪を横たわらせておくと、それに立て掛けるように薪を追加出来ます。これを「まくら」と言います。着火の工程が終わり燃焼が始まったら、クリスマスツリーは自ら崩壊しますので、ツリーを組む段階で太い薪を焚火台へりに置く事をおすすめします。「太い薪を置いたらツリーが組めなかった」と言う場合、ツリーの裾が広すぎです。もっと薪の角度を立ててみて下さい。これは偶然なのですが、我が家の焚火台もOSRcamperさんと同じファイヤーグリルなので自信を持って言えます。崩壊したツリーは、枕から遠くへ転げた物だけを枕の近くに移動します。一度に全ての薪を移動しようとすると、折角の熱が逃げてしまうので、枕に近い物は、そのままにして、数個づつ移動してください。最終的に「まくら」と「熾火(おきび)」と「薪」で熱風のポケットを作るイメージです。そうそう写真に写っていないだけかもしれませんが、ひばさみをお持ちでない様でしたら、ご検討下さい。いわゆるトングで結構ですが、薪の重さに耐え、十分な長さの物がおすすめです。ホームセンターで買える物で充分です。

それから、写真の薪が割ったものでは無く、購入時既にそのサイズの場合、焚火は今よりコンパクトな(私好みな)サイズにする事も出来ます。ファイヤーグリルの四隅の内一か所に火を集中させ、炎が出ているのはグリル全体の1/4という配置にします。ファイヤーグリル自体の角度も自分から見て菱形「◇」に配置します。これは、既にOSRcamperさんもやっておられるように見えます。こうする事で、グリルの立ち上がり2面から炎の反射を受けることが出来、火の大きさに対して暖かく過ごせます。また薪を隅に寄せた事で、薪と立ち上がりの距離が縮まり、反射熱により燃焼効果が上がります。料理に関しては、炎との距離を左右手前と調整出来る上、その際に自分の手が炎のに触れないという配置でもあります。ファイヤグリルの本体はロストルの下に外気を取り入れる口が有りませんので、ロストルの穴を全部塞がず、吸気口が確保できているという点でも理に適っています。

もうひとつ、網を据えている状態のファイヤーグリルは、長い薪を置くのには少々浅いように感じます。燃えている薪に新しい薪を添える際、どうしても薪が寝そべって仕舞い、火が付きにくいのです。幸い写真で見る限り、薪の長さがまちまちな様なので、料理中は短い薪を選んでみると多少は薪が立ち火が安定するかと思います。

更に、ファイヤーグリルの特徴のひとつ「焚火台と網が45度傾く」という構造を利用する方法もあります。というかむしろファイヤーグリルの売りだった気がします。先程提案した角で火を管理する場合であれば、網と薪の干渉は軽減されます。あくまで多少ですが、その多少の差で、思いのほか効果が有るので試してみるのもありです。

+最新記事を読んで

どうやらホームセンターの薪が濡れているというのが一番大きな原因のようですね。

確かに輸送用パレットに乗せたまま、野ざらしで売っているイメージがありますね。何故か炭は屋内なんですよねぇ・・・。私のキャンプ場選びの要素には、隠されたポイントが有るのです!大げさですね。薪無料もしくは300円程度。つまり薪は現地調達です。有料の場合残りは持ち帰ります。無料の場合僅かな燃えさしのみ持ち帰ります。キャンプ場の薪も屋根付き棚付き薪小屋の場合も有れば、床置き、野ざらし色々です。今回、「炭から火が移った」とある通り、「何が何でも薪に直に火を着けるんだ」と気負わなければ、炭から着けると言うのはアリです。勿論今回の様にしけった薪なら大有りです。正攻法とまでは言いませんが、無駄のない方法です。別記事で触れましたが、野趣さえ捨てれば料理に関しては炭の方が数段扱いやすいです。料理をスマートに終え、優雅に薪をくべる方がストレスが無くて良いとも言えます。とは言え、焚火料理にはやっぱりロマンがある。ロマンを解さない人には意味不明でも、きっとある多分。その辺はストレスと天秤にかけて、その都度自分の正解を出せばよろしいかと思います。

また「2年も乾燥させるの?」とありましたが、恐らく立木の状態からの乾燥時間を想像しているのではないでしょうか。まあ、これは、ホームセンターへの皮肉でしょうかね。因みにですが、商品としての薪が雨に濡れてよいかとは別に、木材の乾燥過程で雨にさらすと言うのは、どうやら正攻法の様です。(今その豆知識いらーん!)

ではこちらの豆知識はいかがでしょうか?田舎のコンビニには、薪や炭が置いてあることが有る。コンビニだけじゃな小さなくスーパーや、潰れそうな商店にもタワシ・カネヨ・薪みたいに並んでいることが有ります。実際、山梨県道志村でキャンプ場の薪が使い物にならずに、ダメもとでコンビニ走り購入した事が有ります。ご存知の通りコンビニには商品を屋外に置く習慣がありませんのでばっちり乾燥して居ましたよ。

もうひとつ燃料屋という商売をご存知でしょうか?ガス給湯器の看板のお店はその可能性が有ります。ガス・灯油・燃料この燃料は概ねガソリンやアルコールではありません。薪・切り炭・豆炭・練炭です。こいうった店では薪はすぐ使える物が用意されています。配達してくれるお米屋さんが扱っている場合もありますよ。ご近所を散策してみるのも良いかと思います。

続・追記 OSRcamperさんのお蔭で気が付いた事

今回この記事を書く機会を頂いたおかげで、気が付いた事があります。ユニフレームのファイヤーグリルには、直角二等辺三角形の焼き網を2枚組で標準装備したら、益々評価が上がるんじゃないか?という事。炭や薪の管理がしやすい。重なる部分は強度二倍でダッチオーブンも安心。一枚使いならばもう一枚は予備として。二枚合わせで魚も崩れず裏返し・・・これは無理が有るかな。いずれにしても喜ばれる事は有っても嫌がられる事は無さそうな気がします。ユニフレームさん側からすれば、材料費と加工賃が上がるので大問題かも知れません。せめてオプションで!世界初直角二等辺三角形焼き網で特許!

「ユニフレームさん!チャンスですよっ!」

他社に先越されるなよぉ~。