2018.11.03~04キャンプ はじめての長瀞(2/5話)

まずは、受付棟に向かいます。きれいでオシャレな内装です。受付担当はテキパキと仕事をこなすお婆ちゃんです。私達の前に一組受付中でしたが、この施設をはじめて利用するキャンパーさんのようで、しっかり説明を受けています。すぐ後ろにいた私達は、その説明を漏れなく聞いていたので説明は省略して貰いました。その間2件の予約電話。先の一件は当日キャンセルのサイトに入れたようです。その電話も、受付の傍ら「ちょっと失礼しますね」と、言った感じでサラリとこなします。カッコイイです。

受付を済ませ、薪を2束購入しました。料理は炭でチャレンジ予定ですが、焚火は夜のお楽しみとして料理とは別に欲しかったので助かります。少し細めの束ですがよく乾燥し、細い物から中くらいのものまで程よく混じり、長さも焚火台にピッタリサイズに切りそろえられた几帳面な薪束です。サイトはオートキャンプコーナー内であればどこでも先着順という事で、人通りの少なそうなサイト奥を選びます。

テント設営、先日修理したテントの防水テープは、畳んだ際にところどころ軽く浮いてしまった様ですが、概ね上手くくっ付いたようです。次に、連れが物欲に素直に従って購入したDODムゲンタープRD(オレンジレッド)

www.dod.camp

を建てます。色味としては、消防服の濃い橙に似ています。好きな色です。この商品・このメーカーに限らず、タープにはポール付の商品と、ポールなしの商品が有ります。今回の商品はポールなし。我が家の軽自動車と、テントを使って建てる予定でしたが、思いのほか時間が掛かりました。理想のタープ角度・高さを求めて何度もロープを調整を繰り返していて、ふと気が付きます。私達、楽しすぎて、到着一発目の乾杯をすっかり忘れていました。タープの設営を中断しビールで乾杯!!椅子に腰かけ、ビールを飲みながら、理想の角度に近づけるためのロープワークを検討します。「乾杯は、大事っ!」連れの名言です。その甲斐あって、我が家のサイトは二人納得のレイアウトに収まりました。ポールについては、「あった方が、色々便利そう」という事で、連れが「ポチる」と意気込んでいます。

さてさてお昼は、ピザです。尾上製作所のコンパクトピザオーブンの出番です。

shop.onoess.co.jp

前回のキャンプ、焚火でやって火力調整に苦労したため、今回は炭で挑戦するのですが、着火には浅い空き缶に段ボールを渦巻き状に入れて食用油で浸した「ほぼ無料着火剤」(着火名人と名付けた)に活躍して貰います。比較実験の為に十能にも登場願います。十能はプリムスのアルパインストーブで。着火名人は、ライターで。同時に着火しました。着火数分後の写真がこちら。

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 十能の場合、着火後に焚火台に移動する都合で、縦に積み重ねる事が出来ないという大きなハンデが有る事が判りました。着火名人は、写真のように大活躍です。

薪と比べるとピザオーブンの温度が上がるのに時間が掛かりました。炎と言うのは、実に情熱的で気分屋です。その点炭は、温厚で落ち着いています。目標の200度に達した後も、ピザを焼いている間に300度に達すると言うようなことは無く、緩やかに220度まで上がった程度で、ススもほとんど出ないので、こんなに上手に焼けました。

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試しにアンチョビを乗せてみましたが、切らずに乗せたせいかちょっとショッパイ。でもアツアツうまうまです。

 

次回。食事づくりの隙間を使った、燻製・ジャム造り登場します。

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