2018.11.01キャンプ場の秋は冬装備で

前回に続き寒さ対策

11月に入ると寒さは一段と増します。前回の記事がとっても長かったので、今回は短くまとめます。

路面凍結対策 チェーンの携行

11月に入るなり、早朝の山間部日陰道路では凍結箇所が見られます。いつでも装着できるよう脱着訓練を済ませた状態でチェーンを携帯してください。レンタルカー・初めての冬を迎えるマイカー等、チェーン装着の経験が無い場合は、事前に夜間一人で練習をしましょう。あまりに難しい場合、カー用品店やタイヤ専門店に簡単に装着できるチェーンがあります。積極的に検討して見て下さい。

ガス器具の火力低下対策 寒冷地仕様ガスの検討

専用のガスを使うタイプのガス機具メーカでは、寒冷地仕様のガスを売って居ます。これは寒冷地でもよく燃えるガスが充てんされた物です。

「ガスは有るのに火が消えた」というトラブルを回避できます。ほんの少し割高ですが通年使用可能です。

※ガスよりガソリン式の方が寒さには強いです。燃料の持ち運びに十分な注意が必要で、機具に残ったガソリンの処理も必要ですが、寒冷地用ガスでも火がつかない様な場面では、頼もしい味方と言えます。とはいえガス器具には無いプレヒートという作業ありきの話です。私の場合喫煙者でもあり、ガソリンの扱いに関して不安が有るので使用していません。

水道凍結対策 「凍結防止の為、水を止めないで下さい」の張り紙に注意

夏場も貼りっぱなしのキャンプ場も多いので見逃しがちです。汚れていてよく見ないと読み取れない場合もあります。ヒーターの付いて居ない蛇口に良く見られますので、癖で止めて仕舞わない様に注意しましょう。

 

LV0から使える最強防具 冬用シュラフ

正直、他の何よりも重要。冬山で裸でテントは無理でも、裸で冬用シュラフならいける気がする(真似しないで下さい)。そのくらい頼れる味方です。夏用シュラフと値段を比べた方っ!何と比べているんですか!「命」と比べるんですよっ!といっては見た物の、意外なほど値段の差はありません。安心してください。また代替案、毛布やブランケットの併用については、直前の記事「キャンプと放射冷却」で触れています。