2018.10.27キャンプに地物を添える

キャンプを始めたばかりの頃、食材と言えば会社帰りに開いているスーパーで購入した食材と休日に買い溜めしておいたアルコールや乾物でした。慣れてからも、魚が釣れたらコレは待ち帰りみたいな、「兎に角飢えさせたらいけない!」みたいな過剰な食材を用意して居た気がします。

これは、キャンプ仲間が多かったのと、私自身がキャンプを主催していたのが一因だったのですが、しばらくやって居なかったキャンプを再開するに当たり、相方と二人に規模が縮小され、胃袋も年相応に縮小したせいか、量の加減が判ったせいか、食材がコンパクトになりました。

そんな軽量化した食材で出かけた前回のキャンプ。事前に開店時刻まで調べたキャンプ場近くの道の駅や付近で評判の良いスーパーを梯子し、地の物を物色しました。

場所が千葉県南房総市という海産物に恵まれた地域という事も有り、付近の港で水揚げされた美味しそうな鯖と牡蠣を手に入れられました。

食材の内、「イイ物が有ったら買おう」を海産物に絞って置いたのも正解でした。大きくは無いけれどよく太ったサバと、小振りだけれど格安のカキを薪の火で焼いただけのシンプルな料理に大満足をしたのです。

全ての食材を現地に求めるのは、やはり心配がありますが、「地元の食材を一品加えるなんて言うのは、楽しみが増えて良い物だなあ」と感じたのでした。

ちなみに、その時利用したキャンプ場はミカン農家さんの経営するキャンプ場で、受付で一粒からみかんやライムが購入できました。朝食のパンに塗ろう!という事でみかん3個とライム1個を購入しジャムも作ったのですが、これも美味しくそんな事もあろうかと持参していた空き瓶にお土産も取れました。

キャンプの楽しみの一つに「料理」「野外飯」を挙げる人は少なくないと思います。「地物を添える」というのは、そんな人にオススメの楽しみ方です。