2018.10.27キャンプを楽しく完了するために

キャンプ場には、様々なスタイルのキャンプを楽しんでいる方が居ます。混雑時は時に、お互いに小さな不満を持つ事が有りますし、注意をしたり受けたりすることもあります。そしてそれらは、「楽しい気分」を多少なり害します。そこで私が、それらを回避するためにちょっと気を付けて居る事について書いてゆきます。

「声を掛ける」

最初の一言こそ緊張しますが、あとは流れです。お隣だけで事足ります。「こんにちわ!隣に入りますね」で充分です。私自身、隣に来たキャンパーさんに挨拶されると安心します。「こんにちわ!」だけであれば、トイレや水場・売店など何度か通りそうな所の人達には、通りすがりにテキトーに声をかけます。

下流・風下」

不思議なものでキャンプ場においてもパーソナルエリアという感覚は存在します。風上や上流から自分たちの近くに煙や残飯が流れてきたら心穏やかではいられません。基本的に川で洗い物はしないようにしていますし、風向きに応じてテントやタープの向き・竈の位置を調整します。

「音量・光量と時間帯」

深夜のトイレは、気を使います。特に砂利道などではそうとう足音に気を使います。強い光は便利ですが直接あたると暫く物が見えません。広範囲を照らすランタンではなく、足元のみを照らせるライトを使います。特にヘッドライトは角度調整を謝ると無意識に相手の眼を直撃しますので気を使います。それ以外にも、キャンプでは室内ではありえない気温の変化、焚火の火を見た目、日中の遊び方によって思いの他体力を使っています。それもあってキャンプ場の夜は意外と早くやってきます。21時ともなれば、小さなお子さんが居なくてもテントに入るパーティーも少なからず居ます。会話を含め音量は日没以降控えめにしています。また、夜のキャンプ場はとっても静かです。薪のはぜる音は幻想的ですが、思いのほか遠くまで聞こえます。調理が終わった焚火は出来るだけ小さく焚きます。小さな焚火を持続するという行為は、焚火の技術が向上した様で楽しい物でもあります。

「テントサイトと炊事場」

汚い炊事場というのは、げんなりします。キャンプ場のマイナス評価でもよく目にします。キャンプ場のメンテナンスや管理も無関係ではありませんが、ほぼほぼ利用者による汚れです。使用後は、「洗い物をテントに運んでから」ではなく、その場ですぐ綺麗にします。スポンジも最後に良く洗います。テントサイトについては、撤収時は勿論忘れ物チェックを含めて綺麗にゴミを拾いますが、使用中も生ごみや袋類など極力まとめて置きます。虫の多い時期などは生ごみを袋ごとクーラーに入れます。テントサイトが整然としているキャンパーさんを見ると「カッコイイな」と憧れると言うのも有ります。

「健康と安全」

病人やけが人は意外と周囲の人の気分を下げます。体調がすぐれなければ早めに撤収しようと決めています。安全面に関しては、「ちょっと危険な事をする」というのがキャンプの要素に含まれるとは思っていますが、「同行者や他人を巻き込まないレベル」というのを、あくまで自分基準ですが考える様にしています。同様に同行者にとっても自分の怪我は嫌な物だと思います。自身も十分に注意をして行動します。

「帰路も楽しいまま」

ついはしゃぎ過ぎて、帰りの運転がグダグダ。これではせっかくの楽しい時間も台無しです。自分と同行者の体力を観察し「もう少し遊びたい」を「また来ようね」と脳内変換して、余裕を持って退散します。

 

以上6点は「正解」ではありません。楽しく遊ぶための考え方の「例」です。この記事がキャンプを楽しく完了する為のヒントになればと思います。