2018.10.25テントの水漏れ自分で直せる?

先日数年ぶりにキャンプを再開するに当たり、一度は手放したテントを中古で再購入しました。

中古用品店では、状態チェック済み、欠品なし、問題なしの商品で、型も以前使っていたのとほぼ同型。試運転もかねて早速キャンプに出かけたのです。

天気予報は雨。気温も大分秋らしくなり、テントの試運転にはもってこいの日でした。設営も何事もなく済み、日中は滞りなく過ごします。いつもより少し早い就寝時も、特に気になる事も無く朝まで良く寝ました。

雨は一晩中降り続き、気温も随分と下がりました。トイレを済ませ朝食の準備をしていると、連れが「エアーキャップ(梱包材 通称:プチプチ)を床に敷いて正解だったわ」と言い出したのです。確かに地面からの冷えは感じませんでした。

「あったかかった?」と尋ねると、床に敷き詰めたエアーキャップをめくり雨がかなり沁みこんだ床を見せてくれました。よく見ると縫製部分に貼られた防水テープ(シームテープ)が、白く浮き上がっていたのです。

かくして、補修計画が持ち上がります。ご存知の方も居ると思いますが、テントに関して中古品と言うのは、期待するほど安くありません。メーカーに修理に出せば、結果的に新品を購入するより高価になってしまいます。

テントをよく見るとこの防水テープが施されているのはオーバーフライシートと内幕の床だけ。とはいえ全てのテープを交換すれば20M程必要になりそうです。シムテープの価格を調べてみると2000~4000円程度必要そうな長さなのです。

失敗できないぞ!と思い、今度は補修動画を検索します。すると、剥がれたテープを再度付ける方法が出ているではありませんか。かくして1時間半に及ぶ壮絶なアイロンがけというイベントを経て、防水テープは見事復活したのでありました。

テープの復活も驚きでしたが、テントは低温でアイロンがけOKと言う事にもっと驚きました。暑い時期には絶対やりたくない作業です。夏場お世話になったテント、今の時期に是非点検・補修して見て下さい。(私はアイロン前にメーカーサイトでテントの素材を調べてからやりました。融けたらシャレになりませんからね)