2019.01.21焚火台の後始末

最近、近所の公園で(ココは燃料を炭に限定して居ます)のBBQが続いたため、気が付いた事が有ります。焚火台が、汚れる。という事です。はじめ、なぜだか判らなかったのですが、ようやくわかりました。燃料が炭だからです。

燃料が薪であれば、網もロストルも食材の油全てが燃え尽きて、お片付けの頃には綺麗になっているのですが、炭でかつデイキャンプ(火を使う時間が短い)の為に、油気が残り、そこに灰やらススやらがへばりついて仕舞うのです。

薪メインで焚火台を利用していた時には、焚火台を洗うキャンパーさんを見て、はてな??と思っていたの出すが、なるほど洗いたいわけです。

そこで今回公園に設置された流し台で洗ってみたのですが・・・、想像通り落ちないのです。油と油をたっぷり含んだススは、まあ洗剤+冷水では太刀打ちできないガンコさです。何時までたっても焚火台にススをなすり付けているだけっ!

BBQコンロをキャンプ場に放置してゆくヤカラがいる訳ですね。納得しました。??いえいえ、焚火台を捨ててきたりしていませんよ?

奥さん!そんな時は、灰ですよ灰!灰&残った炭のカスを絞ったスポンジに吸着させて、水は止めてゴシゴシです。ああ、ようやく銀色の筐体が見えてきましたよ。ココまで来れば古新聞でガサガサ拭って、あとは水で流せば、少なくとも帰りの車に乗せてもイイレベルまで綺麗になります。

ふうっ!ちょっと手間ですが、流しに行列が出来るような場所や季節でなければ、ちょっと楽しいです。ああ、「炭より薪がオススメ」とかそういう事じゃあありませんよ。薪の方がススは多いですから、鍋類の汚れは増えますからね。なべ底のススもこの灰で擦ると楽しいです。

注意点としては、ススをプラスチックなど石油製品に付けない様にする事。ススとプラスチックはとても仲良しなので、付くと取るのが大変。スポンジもスス取り専用にしないと、他のプラスチック製品にくっ付いちゃいます。

もうひとつ、灰は一度炭つぼで完全に鎮火させてから使用する事。かなり小さな炭粒でも結構な高温ですから、スポンジを一瞬で溶かします。融けたスポンジもまた高温の上皮膚や衣服にまとわりつきますので、思わぬ大やけどになりかねません。お気を付け下さいね。

炭・薪併用スタイルが採れるのであれば、薪でフィニッシュすれば概ね焚火台の洗浄は必要ありません。お試しください。